本当に無添加でおすすめのドッグフード3選│正しい選び方で迷わない!

愛犬の健康管理

大切な家族のために、健康に良いドッグフードを与えてあげたいと思うのは飼い主さんの共通の願いですよね。

そんな時に1つの指標となるのが〝無添加〟ですが、ドッグフードの種類が多すぎてどれを選べば良いかわからないと悩む飼い主さんは多いと思います。

そこで今回は、

・無添加のドッグフードとはどういうものか
・メリット、デメリット
・具体的な選び方
・おすすめの商品

をご紹介します。

無添加ドッグフードとは?

無添加と記載されているドッグフードは数多くありますが、どういう状態のものを無添加というのでしょうか?

無添加ドッグフードの定を説明していきます。

「無添加」の定義は?混同されがちな用語も紹介

無添加とは、香料着色料酸化防止剤などの食品添加物が使用されていないものを指します。

添加物には種類があり、以下の役割や働きがあります。

・酸化防止剤…酸化や腐敗を防ぎ品質を保つ
・甘味料…旨味を出し食いつきを良くする
・着色料…色鮮やかにすることで美味しそうに見せる
・栄養添加物…健康維持に必要なビタミン、ミネラルなど

摂取することで健康に影響を及ぼすイメージがある添加物ですが、身体に必要な添加物もあるため一概に悪いとは言い切れません。

また、身体に良いドッグフードを探していると、「オーガニック」「ヒューマングレード」という用語を見かけることがあります。

それぞれの違いを紹介していきます。

オーガニック

オーガニックとは有機栽培とも呼ばれ、化学的な農薬や肥料に頼らずに自然の力のみで生産された農産物を意味します。

しかし、オーガニック=無農薬というわけではなく、天然原料など基準を満たした農薬は良いとされています。

農林水産省制定の日本農林規格(JAS規格)に基づく基準をクリアしなければ、オーガニックと表示することはできません。

オーガニックには「生物の健康を守ること」と「環境保護や自然な食物連鎖を守ること」の2つの目的があります。

ヒューマングレード

ヒューマングレードは、人間も食べることができる品質という意味です。

ペットフードは食品衛生法の適用外となっているため、人間が口にしないような粗悪な原材料が含まれているドッグフードが存在し、過去には犬や猫への健康被害が多く見られました。

今では「ペットは大切な家族」と考える飼い主さんも増え、ヒューマングレードのペットフードの需要が高まっていきました。

ヒューマングレードのフードは、大切な愛犬の健康維持を願う飼い主さんからたくさんの支持を受けています。

無添加ドッグフードなら絶対に健康に良い?

身体に悪いイメージのある添加物ですが、種類によっては犬の健康維持のために必要な場合があります。

必要な添加物と身体への影響は以下の通りです。

栄養添加物

健康維持のためには栄養をバランス良く摂取することが必要ですが、食材のみでは不足になってしまう場合があります。

総合栄養食と呼ばれるドッグフードには、主にビタミンミネラルアミノ酸類の栄養添加物が配合されています。

健康被害などの事例はなく、安全性の試験で人間や動物が口にしても問題はないと許可されている添加物です。

酸化防止剤

ドッグフードには脂質が多く含まれているので、空気に触れたり保存状態が良くないと酸化しやすくなってしまいます。

酸化はドッグフードの栄養価を下げてしまったり、下痢や嘔吐の症状やアレルギー反応などの原因になるため、酸化防止剤が必要です。

身体への害がない天然由来の酸化防止剤を使用しているドッグフードを選ぶと安心です。

無添加ドッグフードを与えるメリット

・安心して与えることができる
・健康維持やアレルギーに配慮されている
・素材本来の味をしっかり楽しめる
・栄養価が高い

無添加ドッグフードを与えるデメリット

・長期保存が難しい場合がある
・原材料にこだわっているため、やや高価

無添加のドッグフードは、賞味期限が短く日持ちしにくい場合があります。

開封後には密閉容器に入れるなど、保存場所や管理には工夫が必要です。

また、新鮮な原材料を使用しているため栄養価が高く、安全にも配慮もされているのでやや割高なことが多いです。

長期継続することで健康維持ができるので、色々な商品を比較しながら飼い主さんが続けやすいドッグフードを探すことをおすすめします。

無添加ドッグフード選び方

安心して与えることができる無添加ドッグフードを選ぶときのポイントを4つ紹介します。

どの無添加が入っている?

無添加表記には正確なルールがないため、食品添加物が1つでも含まれていなければ無添加という表記ができてしまいます。

無添加と表記されているドッグフードでも、何らかの添加物が含まれている場合があるので、どの成分が無添加なのか確認することが大切です

添加物に、化学合成処理された合成添加物と、天然由来の成分を使用した天然添加物があり身体へのリスクも違います。

それぞれどのようなものか見ていきましょう。

合成添加物

人工的に合成された化学物質のため、身体に影響が出るものも少なくありません。

ドッグフードに含まれていて避けた方が良い添加物を紹介します。

エトキシキン
(酸化防止剤)
安価で非常に強い防腐力があるため、基準値を超える量を摂取すると、アレルギー反応や発がん性などのリスクがあります。
BHT
(酸化防止剤)
石油の酸化防止剤として使用されており、長期摂取により染色体異常など様々な健康被害が報告されています。
BHA
(酸化防止剤)
ガソリンの酸化防止剤として使用されています。強い抗酸化作用を持っており、歩行困難や発がん性があると言われています。
亜硝酸ナトリウム
(発色剤)
肉の赤身を鮮やかに見せたり、細菌を防ぐ効果があります。多量摂取すると吐き気や下痢、頭痛などの症状を引き起こす恐れがあります。
グリシリジン・アンモニエート
(人工甘味料)
砂糖の30~50倍の甘さがあり、大変安価な甘味料です。安全性は確認されていません。
赤色○号、黄色○号等
二酸化チタン
(着色料)
摂取し続けることで発がん性や健康被害の危険性があるため、使用を禁止している国もあります。

犬は人間よりも視覚が発達しておらず、嗅覚で美味しい食べ物かの判断をするため、着色料が含まれているドッグフードは愛犬のためにも避けた方が良いでしょう。

また、エトキシキン、BHA、BHT、亜硝酸ナトリウムは健康への害が認められているため、ペットフード安全法にて使用量が制限されています。

エトキシキンやグリシリジン・アンモニエートは、人間用の食品への使用が認められていない添加物なので、できるだけ配合されていないドッグフードを選びましょう。

天然添加物

植物などから成分を抽出して作られたものですが、食品添加物に分類されます。

身体に害はなく安全とされているので、以下の成分が含まれているドッグフードを選ぶことをおすすめします。

トコフェロール 抗酸化作用を持つビタミンEです。古くから自然界に存在しており安全性の高い成分です。
ローズマリー抽出物 ローズマリーの葉から抽出し精製した成分です。合成添加物であるBHAよりも優れているという研究結果が報告されています。
クエン酸 柑橘類に含まれる酸味で害や副作用なく安全な成分です。

主原料に肉か魚

良質な動物性たんぱく質が摂取できる、新鮮な肉が主原料であることが大切です。

犬は穀物の消化吸収が苦手なため、消化不良を起こし下痢や嘔吐を引き起こしてしまう場合がありますが、

肉や魚は消化吸収が良くアレルギーが出にくいというメリットがあります。

また、肉や魚には丈夫な身体づくりや健康維持に必要な栄養素でもある、必須アミノ酸が豊富に含まれています。

ヒューマングレード

ドッグフードの安全基準はペットフード安全法で定められていますが、人間の食べ物の基準と比べるとかなり緩い設定になっているのが事実です。

そのため、人間が食べることのできない原料を使っているドッグフードも存在します。

人間が食べられるヒューマングレードのドッグフードを選ぶと安心です。

続けやすい価格

高品質のドッグフードは、栄養価が高く健康にも良いため安心して与えられます。

しかし高級すぎるあまり、もしかすると続けられない・・・といったデメリットもあります。

ドッグフードを頻繁に変えてしまうと愛犬がストレスを感じてしまう場合があるので、長期的に与えることを考えてドッグフードを選びましょう。

無添加ドッグフードで選ぶべき指標や成分

ドッグフードは、一般食、療法食、総合栄養食の3種類に分けられます。

その中でも総合栄養食は、清潔な水とフードだけで健康を維持できる栄養素がバランス良く配合されているドッグフードです。

ビタミンやミネラルなどの栄養が足りないと栄養不足で体調を崩してしまうこともあるので、選ぶ際の1つの指標にするのもおすすめです。

無添加ドッグフードで注意すべき指標や成分

無添加と記載されているのにも関わらず価格が大変安価な場合、品質の低い肉が使用されていることがあります。

中でも「4Dミート」と呼ばれている肉を使用しているドッグフードは、犬の健康を害す恐れがあります。

原材料に「○○ミール」「肉類」「○○副産物」などと曖昧な表記がある場合は避けた方が良いでしょう。

これらの表記が必ずしも4Dミートとは限りませんが、「ラム肉」「鶏肉」「牛肉」など具体的に肉の種類が表記されたものが安心です。

おすすめの無添加ドッグフード

今回は、安心して与えることができるおすすめの無添加ドッグフードを紹介します。

国産で安心!「ナチュロル」

画像引用元:https://reason-why.jp/

厳選された素材のみを使った理想の健康寿命ケアフードです。

主原料にはタピオカと新鮮な生肉が55%以上も使用されていて、アレルギーを持つ犬にも配慮されているのが特徴です。

世界で初めてドッグフードに、熱、光、水、空気の影響を受けにくい安定持続型ビタミンCを配合することに成功した、安心安全の国産ドッグフードです。

【ナチュロル】は公式サイトで購入できます。

税込価格:(1袋あたりの内容量:850g)
1袋あたりの価格(※小数点以下切り捨て) 送料
通常価格 3,300円 770円
定期コース(2袋) 2,739円*17%OFF 275円
定期コース(4袋) 2,640円*20%OFF 無料
定期コース(6袋) 2,566円*22%OFF 無料
定期コース(8袋) 2,502円*24%OFF 無料
定期コース(12袋) 2,438円*26%OFF 無料
定期コース(16袋) 2,371円*28%OFF 無料
定期コース(20袋) 2,310円*30%OFF 無料

 

 

中型犬、大型犬におすすめ!「ネルソンズ」

画像引用元:https://laetitien.co.jp/products/dogfood/nelsonsdogfood/

動物先進国であるイギリスのトップブリーダーが考案したレシピを採用してます。

主原料には高品質のチキンが50%使用されており、粒が大きくしっかり噛みやすいので中型犬、大型犬におすすめです。

2種類のオリゴ糖配合で腸内環境をサポートし、身体の中から健康を目指す犬におすすめのドッグフードです。

ネルソンズドッグフード公式サイトで購入可能です。

税込価格:(1袋あたりの内容量:5kg)
1袋あたりの価格 送料
通常価格 8,580円 送料は、全国一律640円です。(10,000円以上の場合は送料無料)
定期コース(1袋セット・2袋セット) 7,293円*15%OFF
定期コース(3袋セット) 6,864円*20%OFF

 

 

シニア犬におすすめ!「ピッコロ」

画像引用元:https://laetitien.co.jp/products/dogfood/

主原料には高品質なチキンの生肉とサーモンを使用しており、低カロリー、低脂質に作られているのでシニア犬や肥満犬にぴったりです。

足腰ケアに効果のある、グルコサミン、コンドロイチン、MSM(メチルスルフォニルメタン)で、いつまでも元気な身体を維持できます。

イギリス生まれのシニア犬用ドッグフード『ピッコロ』公式サイトで購入可能です。

税込価格:(1袋あたりの内容量:2kg)
1袋あたりの価格 税込送料
通常価格 4,356円 送料は704円
定期コース(1袋セット) 3,920円*10%OFF 送料は704円です。
(3個以上10,000円以上の場合は送料無料)
定期コース(2袋セット) 3,702円*15%OFF
定期コース(6袋セット) 3,484円*20%OFF

 

 

運動好きな愛犬におすすめ!「アカナ アダルトスモールブリード」

画像引用元:https://intl.acana.com/ja/our-foods/dog-foods/heritage/adult-small-breed/

主原料には新鮮な地元産の鶏肉やカレイの他、七面鳥、ニシン、フルーツや野菜などがふんだんに使われたこだわりのドッグフードです。

高たんぱく、高脂質なので、エネルギー消費量が多い活発な犬におすすめです。

原材料に○○ミールと記載がありますが、公式サイトで副産物不使用であることが明記されているので安心して与えることができます。

内容量 楽天 税込価格 カロリー(100g当たり)
2kg 3,268円 351kcal/100g
(250mlカップ1杯につき421kcal)

楽天で1袋セット(内容量2kg)で、楽天だと3,268円(税込・送料無料)で購入可能です。

まとめ

不要な添加物を使用しているドッグフードは愛犬の身体のためにも避けるべきですが、どの添加物が含まれているのかを確認すると、問題ない場合もあります。

ビタミンやミネラルなどの栄養添加物や、品質を守るための酸化防止剤は必要な添加物なので、原材料を見て「どのような添加物が含まれているのか」「不要な添加物がないか」を確認することが大切です。

無添加へのこだわりで安心できるドッグフードを検討している方は、是非参考にしてみてください!

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