シニア犬になったら選ぶおすすめドッグフードでエイジングケアや持病対策

年齢を重ねてくると筋力の低下や、体調の変化が見られ、愛犬への心配事も増えていきますよね。

健康維持のためにシニア犬用のドッグフードへの変更を検討されている方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では

について詳しくご紹介します。

シニア犬用ドッグフードへの切り替え基準と判断ポイント

ドッグフードは、人と同じようにライフステージに合わせて切り替えていく必要があります。

特にシニア期に入ると個体差はありますが、見た目は元気そうでも消化機能が弱っている場合もあるため、今まで以上に体調管理や食事などを気にかける必要があります。

シニア犬は何歳から？

シニア犬期の定義は犬の大きさや体重別で変わり、一般的に小型犬は8歳以降、大型犬は6歳を超えるとシニア犬と呼ばれるようになります。

人間の年齢で換算した犬の年齢は以下の通りになります。

犬のサイズ	小型犬 (10kg以下)	中型犬 (10～20kg)	大型犬 (20kg～40kg)	超大型犬 (40kg以上)
犬種例	トイプー、ドルマルチーズ、チワワ他	コーギー、柴犬、ビーグル他	ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー、ダルメシアン他	セントバーナード、ドーベルマン、秋田犬他
犬の年齢	換算人間年齢
7歳	44歳	47歳	50歳	56歳
10歳	56歳	60歳	66歳	79歳
12歳	64歳	69歳	77歳	93歳
15歳	76歳	83歳	93歳	114歳

シニア期の中でも、

があります。

前期は7歳前後、後期は11歳以降と言われていますが、上記の表の通り大型犬はもう少し早い段階でシニア期に入ると言われています。

シニア犬に起こりがちな症状

シニア犬と呼ばれている年齢は、あくまでも目安です。

犬種や身体の大きさなど個体差があるため、年齢だけで判断するのではなく日頃から犬の様子に目を配り変化を確認していくことが大切です。

以下の4点が、ドッグフードを切り替えるタイミングのチェックポイントです。

睡眠時間が増える

犬は年齢を重ねると睡眠時間が延びる傾向があり、昼間も寝ていることが増えていきます。

睡眠時間が増える原因としては、今まで遊んでいたおもちゃへの興味が薄れたり、耳が遠くなり周りへの関心が薄くなることが考えられます。

好奇心よりも睡眠を優先している場合は、老化のサインの可能性が高いです。

運動能力が低下する

筋肉量が減り身体能力の低下や関節の痛みなどから、以下の変化が見られることがあります。

口内や皮膚や被毛の変化

以下の変化もチェックポイントになります。

シニア犬ドッグフードの切り替えメリット

シニア犬に合ったドッグフードに切り替えることで、どのようなメリットがあるかご紹介します。

シニア犬ならではの悩みを改善

シニア犬用のドッグフードには、関節ケアに効果がある成分や、皮膚や被毛の健康維持にアレルギー反応を抑制する効果のある成分が配合されていることが多いです。

そのため、関節痛や皮膚トラブルの改善に役立ちます。

太りやすさを改善

成犬用のドッグフードは、消化機能や代謝が低下した犬にとっては脂質やカロリーが高く太る原因となります。

カロリーを抑えたシニア犬ドッグフードを与えると、体型コントロールができるようになります。

食いつきが良くなる

人間もずっと同じご飯だと飽きてしまうのと同じで、犬も年齢を重ねると食の好みが変わり食べてくれなくなることがあります。

そのような場合は、ドッグフードを切り替えることで食いつきが良くなります。

身体への負担を軽減

消化吸収に効果のある乳酸菌やオリゴ糖などの成分を配合し、内臓への負担を軽減する工夫がされているものが多いです。

また、主原料に消化の良い動物性たんぱく質を使用しているものは犬への負担が少なくなります。

シニア犬ドッグフードの選び方

シニア犬にぴったりなドッグフードの選び方をご紹介します。

体の状態に合ったもの

シニア期に入り始めは食欲は旺盛なままの場合が多く体重が増えやすいため、カロリーや脂質が低めのものが理想です。

栄養不足になるのを避けるため、バランスが良いドッグフードがおすすめです。

老いが進み食が細くなってしまった犬には、少量でもしっかりと栄養補給できるものを選ぶと栄養不足を防ぎ健康を維持することができます。

健康に問題がない場合は総合栄養食

体型や病気などに特に問題がない犬には、バランスが良い総合栄養食を選ぶのがおすすめです。

シニア期に入ると内臓機能や消化吸収の低下などが原因で栄養不足に陥り、体調を崩したり病気のリスクが高まります。

そのような問題を防いでくれるのが総合栄養食です。

総合栄養食は、清潔な水とドッグフードのみで健康を維持できる栄養素が含まれたバランスの良いドッグフードなので、愛犬の健康維持に役立ちます。

関節、皮膚に良いもの

シニア犬には関節サポートに効果の高い成分が含まれていたり、皮膚ケアに良いドッグフードがおすすめです。

関節サポートに良いとされる代表的な成分は以下の3つです。

また皮膚トラブルには、以下の2点が効果的だと言われています。

消化に良いドッグフード

消化機能が衰えたシニア犬には、消化の良いドッグフードを選んであげましょう。

消化に良いドッグフードの特徴として以下の3つがあげられます。

主原料が動物性たんぱく質

犬は植物性たんぱく質を上手く消化できない場合が多いので、摂取すると身体に負担をかけてしまいます。

消化しやすい動物性たんぱく質の肉や魚などが主原料のドッグフードがおすすめです。

人工添加物が含まれていない

着色料や香料、甘味料、保存料などの余計な人工添加物は消化吸収の妨げになる上、犬への健康リスクがあるものが多いです。

愛犬のためにも無添加のものや、自然由来の添加物を使用しているドッグフードを選びましょう。

ウエットタイプ

水分量が多いウエットタイプは、柔らかく噛みやすく消化吸収に優れているドッグフードです。

また香りが強いタイプが多いので、食欲が減退した犬や硬いドッグフードを食べなくなった犬にはぴったりです。

対象年齢に合ったものを選ぶ

ドッグフードは全年齢対象のものが多いですが、年齢に合った栄養バランスが気になる方は細かく年齢分けをしているドッグフードがおすすめです。

全年齢対象でも、給餌量などを工夫することで与えることができます。また、シニア犬が食べることを想定し工夫されたドッグフードもあるので探してみてください。

粒の大きさや形状を変える

ドッグフードには色々な大きさや形状があるので、愛犬のタイプによって変える事で食いつきが変わる場合があります。

持病対策ができるもの

シニア犬は様々な病気や症状の悩みが増えやすくなり、病気の種類によって必要な栄養や制限の必要がある成分が異なるため食事管理が大変です。

そのような場合は療法食で対策することができます。

療法食はシニア犬が罹りやすい「心臓病」「腎臓病」など、様々な病気別に栄養バランスが調整されているので、愛犬の健康状態に合わせて与えることができます。

与える場合は種類や与える期間などの正しい判断が必要なので、獣医師への相談が必要です。

おすすめのシニア犬ドッグフード

シニア犬におすすめのドッグフードを5つご紹介します。

「ペロリコドッグフード ライト」

画像引用元：Amazon

商品	「ペロリコドッグフード　ライト」
原産国	カナダ
税込価格/容量	4,708円/1.8kg
カロリー	326.9kcal/100g
原材料	肉類28.6％（チキン生肉15.0%、乾燥ダック8.6%、チキンタンパク5.0%）、サツマイモ、豆類（エンドウ豆、ひきわりエンドウ豆）、乾燥白身魚8.6%、リグノセルロース、油脂類（サーモンオイル、チキンオイル、ココナッツオイル）、亜麻仁、ビーツ繊維、チコリ、マンナンオリゴ糖・βグルカン、オオバコパウダー、ビール酵母、リンゴ、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、トマト、クランベリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、昆布、褐藻、白樺、カレンデュラ、緑茶、ショウガ、カモミール、ユッカ、ローズマリーエキス、ウコンエキス、柑橘エキス、クローブオイル、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、ミネラル類（亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン）、アミノ酸類（DL-メチオニン、L-リジン、L-カルニチン）、ビタミン類（E、A、D3）※引用元
成分	タンパク質22.5%以上、脂質8.0%以上、粗繊維8.0%以下、灰分7.8%以下、水分9.5%以下、リン0.7%以上、カルシウム0.8%以上※引用元
購入ページ	販売サイト

主原料にはチキンの生肉を使用しており、低カロリー、低脂質なので体重が気になる犬におすすめのドッグフードです。

サツマイモは主要なエネルギー源になり、食物繊維も多く含むため腸内の健康維持に役立ちます。

また、30種類以上の野菜やハーブが配合されているため、低カロリーながらも必要な栄養素はしっかりと摂取することができます。

「ペロリコドッグフード ライト」の口コミ

税込価格：(1袋あたりの内容量/1.8kg）
個数	通常：税込価格	定期：税込価格	送料
1個	4,708円	3,852円 10%OFF	全国一律：704円 10,000円以上で無料
2個	9,416円	8,002円 15%OFF
3個	14,124円	12,003円 15%OFF
4個	18,832円	16,004円 15%OFF
5個	23,540円	18,830円 20%OFF

「DOGSTANCE 鹿肉麹熟成」

画像引用元：Amazon

商品名	「DOGSTANCE 鹿肉麹熟成」
原産国	日本
税込価格/容量	3,520円/800g
カロリー	530kcal/100g
原材料	鹿肉（生）、全粒大麦、玄米、精製大麦、牛肉、大豆、ココナッツ油、海藻、白身魚、酵母リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、V.C、V.E 、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B2、V.B6、V.A、葉酸、V.D、V.B12※引用元
栄養成分	たんぱく質26％以上、灰分 5％以下、脂質8％以上、水分10％以下、粗繊維4％以下※引用元
購入ページ	販売サイト

メインは麹でじっくりと熟成し旨味と栄養が濃縮された国産の鹿肉が使われており、高たんぱくなドッグフードです。

大麦と玄米は消化に負担がかからず大変良質なエネルギー源であり、大切なビタミンEや食物繊維も摂取できます。

とても高栄養で一般的なドッグフードに比べ給餌量が20％少ない量で済むことから、食の細くなった犬にぴったりです。

「DOGSTANCE 鹿肉麹熟成」の口コミ

	内容量	税込価格	送料
通常購入	300g	1,870円	770円 (北海道・九州1,100円、沖縄2,750円) 7,700円以上購入：無料 (北海道,九州は330円沖縄は1,980円)
	800g	1袋：3,520円
		3袋以上：3,344円	送料無料
定期購入	300g	1,386円 484円OFF	770円 (北海道・九州1,100円、沖縄2,750円) 7,700円以上購入：無料 (北海道,九州は330円沖縄は1,980円)
	800g	1袋：3,168円 352円OFF
		3袋以上：2,992円 352円OFF	送料無料
お試し	300g	990円 お試しセットは初回のみです。

「カナガン」

画像引用元：Amazon

商品名	「カナガン」
原産国	イギリス
税込価格/容量	4,356円/2kg
カロリー	376kcal/100g
原材料	チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン（MSM）、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類（鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン）、ビタミン類（A、D3、E）※引用元
成分	タンパク質　29%以上、脂質　15%以上、粗繊維　5.25%以下、灰分 11.25%以下、水分　9%以下、オメガ６脂肪酸　2.8％、オメガ３脂肪酸　0.9％、カルシウム　1.86％、リン　1.42％※引用元
購入ページ	販売サイト

カナガンは、消化が良く良質なたんぱく質やビタミンが豊富なチキンを使用しています。

高たんぱく質という点が特徴的で、配合されているサーモンオイルにはオメガ3脂肪酸が含まれているので免疫力の向上や関節痛の軽減、病気の抑制など、老犬への高いメリットが期待できます。

リング状の粒になっているので大変食べやすく作られているドッグフードです。

「カナガン」の口コミ

税込価格：(1袋あたりの内容量/2kg）
個数	通常購入	通常：税込価格	定期：税込価格
1個	4,356円	3,920円 10%OFF	704円
2個	8,712円	7,404円 15%OFF
3個	13,068円	11,106円 15%OFF	送料無料
4個	17,424円	14,808円 15%OFF
5個	21,780円	18,510円 15%OFF
6個	26,136円	20,904円 20%OFF

「オリジン シニア」

画像引用元：販売サイト

商品名	「オリジン　シニア」
原産国	アメリカ
税込価格/容量	5,500円/2kg
カロリー	363kcal/100g
原材料	新鮮鶏肉, 新鮮七面鳥肉, 新鮮イエローテイルカレイ, 新鮮全卵, 新鮮丸ごと大西洋サバ, 新鮮鶏レバー, 新鮮七面鳥レバー, 新鮮鶏心臓, 新鮮七面鳥心臓, 新鮮丸ごと大西洋ニシン, ディハイドレート鶏肉, ディハイドレート七面鳥肉, ディハイドレート丸ごとサバ, ディハイドレート鶏レバー, ディハイドレート七面鳥レバー, 丸ごとグリーンピース, 丸ごとシロインゲン豆, 赤レンズ豆, 新鮮チキンネック, 新鮮鶏腎臓, ピント豆, ヒヨコ豆, グリーンレンズ豆, レンズ豆繊維, 天然鶏肉風味, 鶏軟骨, ニシン油, 粉砕鶏骨, 鶏肉脂肪, 七面鳥軟骨, 乾燥ケルプ, フリーズドライ 鶏レバー, フリーズドライ 七面鳥レバー, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ,新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮カラシ菜, 新鮮コラードグリーン, 新鮮カブラ菜, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ,新鮮丸ごと梨, カボチャの種, ヒマワリの種, 亜鉛タンパク化合物, ミックストコフェロール（天然酸化防止剤）, チコリー根, ターメリック, サルサ根, アルテア根, ローズヒップ,ジュニパーベリー, 乾燥 ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物, 乾燥 プロバイオティクス発酵 生成物,乾燥 ラクトバチルスカゼイ発酵生成物※引用元
保証成分	粗たんぱく質（以上） 38 %、粗脂肪（以上） 15 %、粗繊維（以下） 8 %、水分（以下） 12 %、カルシウム（以上） 1.2 %、リン（以上） 0.9 %、オメガ6脂肪酸（以上） 3 %、オメガ3脂肪酸（以上） 0.8 %、DHA（以上） 0.2 %、EPA（以上） 0.2 %、グルコサミン（以上） 700 mg/kg、コンドロイチン硫酸（以上） 600 mg/kg※引用元
購入	楽天市場　Amazon

含まれる動物性たんぱく質が、原材料の85%も占めるとても高たんぱくなドッグフードです。

動物性たんぱく質は消化に良く、良質な栄養素を含むため老化の促進を防ぎます。

また、グルコサミン、コンドロイチンなどの関節ケアに必要な成分や、認知症予防に効果のあるDHA、EPA（必須脂肪酸）も含まれています。

粒が大きいため、よく噛んで食べるのが好きな犬や大型犬におすすめです。

「オリジン シニア」の口コミ

内容量	税込価格	カロリー
2kg	4,460円～	363kcal/100gあたり

楽天・Amazonで購入できます。

1袋（内容量：2kg）あたり、楽天だと4,460円（税込）、Amazonだと4,675円（税込）です。

どちらも送料無料です。

「ドッグフード工房 鶏肉＜小麦不使用＞」

画像引用元：公式サイト

商品名	「ドッグフード工房　鶏肉＜小麦不使用＞」
原産国	日本
税込価格/容量	7,480円/1.84kg
カロリー	360kcal/100g
原材料	鶏肉・うるち米・大麦・生おから・キヌア・さつまいも・本鰹節・にんじん・カボチャ・すり胡麻・食用卵殻粉・すなぎも・鰯粉・菜種油・米油・ビール酵母・塩※引用元
保証成分値	タンパク質　21%以上、脂質　6%以上、粗繊維　2%以下、灰分　4%以下、水分　6%以下※引用元
購入ページ	販売サイト

主原料には国産の新鮮な鶏肉が使われており、低脂肪でアレルギーに配慮されたドッグフードです。

アレルゲンになりにくいと言われている大麦とキヌアは食物繊維が多く、免疫力を高めてくれるβグルガンが豊富に含まれているため、栄養価も抜群です。

0.6㎝の小粒タイプなので、早食いの犬や嚙む力が弱まっている犬や小型犬におすすめです。

「ドッグフード工房 鶏肉＜小麦不使用＞」の口コミ

内容量	通常：税込価格	定期：税込価格	送料
1.38kg	5,610円	5,329円 5％OFF	【通常購入】 730円 【定期購入】 送料無料 (北海道、沖縄は＋1,100円)
1.84kg	7,480円	6,723円 10％OFF
2.8kg	9,196円	8,276円 10％OFF
4.2kg	13,794円	12,414円 10％OFF

シニア犬の健康を維持する工夫

シニア犬の健康維持のためのポイントをご紹介します。

食事の回数を増やす

シニア期に入ると、今までよりも内臓機能や消化機能が低下してしまうため、1度に食べられる量が減ります。

1日3～4回程度が最適ですが、犬の様子や体調によってはもう少し量を減らし4～5回に増やすなどの調節が必要です。

回数を増やすことで、内臓への負担を減らすことができます。

ドライフードはふやかして与える

噛む力や飲み込む力が弱まり食べづらそうにしている場合は、人肌程度のぬるま湯でふやすと柔らかくなるので食べやすくなります。

また、ぬるま湯でふやかすことでフードが温かくなり香りが立ちやすくなるので、食欲が落ちている犬の嗅覚を刺激して食べてくれることもあります。

しっかりデンタルケアする

シニア犬は唾液の分泌量が減りやすく、口腔内に歯垢や歯石がつき口内環境が悪くなりやすいです。

しっかりとケアをしてあげることで、口臭や歯茎の腫れ、歯周病などの疾患を防ぐことができます。

歯の不調は他の症状よりもわかりにくいので、日頃のケアをしてあげることや愛犬の変化に気づけるようにしておくことが大切です。

餌を与える高さを調整する

食事の際、姿勢を気にかけてあげることは健康維持に重要です。

下を向きながらの食事は、胃腸への負担が大きいうえに、筋力の弱まりで食事が逆流しやすくなります。

また、前足に体重がかかるので、首や背中にまでも負担がかかってしまい関節痛や腰痛、ヘルニアなどに繋がってしまう場合があります。

立った状態で口を下げた胸元あたりの位置が最も適切な高さと言われていますが、身体の大きさや口元全体の形状によっても変わるため、都度調節してあげてください。

まとめ

年齢はあくまで目安であり、シニア年齢と呼ばれる時期に差し掛かったらいつも以上に愛犬の様子を気にかけてあげることが大切です。

体調や様子によって、シニア犬用に切り替えるタイミングや与えるドッグフードの種類は異なります。

愛犬に合ったドッグフードと出会い、いつまでも健康で元気でいてくれることを願っています。